一週間の筋力トレーニングボリュームと筋容積との用量応答反応:システマティックレビューとメタアナリシス

 リハビリmemoにて庵野拓将さんがエビデンスにもとづく筋肥大を最大化するための筋トレ・ガイドラインで要約しているが,週あたりのセット数と筋肥大の間には用量応答反応がある.今回この論文要約の翻訳を試みた.

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週あたりのセット数と筋力増強の関係を調べたメタアナリシス

 週あたりのセット数と筋力増強の関係を調べたメタアナリシスについてはリハビリmemoで庵野拓将さんが簡潔に報告されているが,その論文の要約の翻訳を試みた.例によって Google 翻訳に頼り,おかしな訳は手動で訂正した.職場で筋トレに関して口演する機会があり,そのベースとなる論文の一部である.

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Does strength promoting exercise confer unique health benefits? A pooled analysis of eleven population cohorts with all cause, cancer, and cardiovascular mortality endpoints.

 英語の論文読んでたら止まらなくなって勢いで全訳してしまった.ほんとは全訳なんてしちゃいけないもんだと界隈では言われてたりするんだけど,この際まあいいや.

 出典は筋トレが病気による死亡率を減少させる幸福な真実,大学病院理学療法士の方のブログ.いつもお世話になってます.幅広い論文検索能力,素晴らしいです.脱帽.

 原文はこちらね.Does strength promoting exercise confer unique health benefits? A pooled analysis of eleven population cohorts with all-cause, cancer, and cardiovascular mortality endpoints

 有料ってところでめげそうになる.PDF なんだけど,あまりレイアウトがきれいじゃない.どうも速報らしくて印刷用じゃないっぽい.

 気になったのは考察で述べられている(本記事では強調表示してある)ところの,「若年成人では筋トレが動脈硬化を促進している可能性がある」というくだり.

 アナボリックステロイドによるドーピングについては考察されているのかな?アメリカとかだと結構な割合でドーピングが浸透しているらしいし.若い男が手っ取り早くムキムキの体を手に入れたくてステロイドに手を出す,てのはいかにもありそうな話だ.参考文献までは読んでないので知らんけど,誰か読んだら教えて.俺もう疲れちゃったよ・・・

 ところどころ翻訳が変な箇所があるけど,翻訳業者じゃないから勘弁してくれ.さて,行きますよ.

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