ピーナッツかぼちゃのポタージュ

 普段我々が口にしているかぼちゃは西洋かぼちゃであるが,これでポタージュを作っても喉ごしがザラザラしていて子どもたちは食べてくれない.どうしても生クリームを使うことになってしまう.

 生クリームを使いたくない場合,ピーナッツかぼちゃを使うという手がある.今回はピーナッツかぼちゃのポタージュのレシピを紹介する.例によって子どもたちが食べてくれるものでなくてはならない.

©Wikipedia

 ピーナッツかぼちゃはバターナッツかぼちゃともいう.正式にはバターナッツ・スクワッシュという.日本かぼちゃの一種だが,原産地はアメリカであるとされる.食物繊維が少ないため,滑らかな口当たりである.

 店頭での選び方であるが,実際に手に取ってみて,ずっしりと重い感じのするものを選ぶと良い.ひょうたんのような形をしている.下部の球体部に種があり,上部の首の部分に種はない.無農薬で栽培されたピーナッツかぼちゃには虫の卵が産み付けられていることがあり,割ってみると幼虫がうごめいていてぎょっとすることがある.その場合でも虫卵は下部の球体部にのみ産み付けられており,上部の首の部分は無事であることがある.

材料

食材(四人分) 重量 (g) たんぱく質 (g) 脂質 (g) 炭水化物 (g)
ピーナッツかぼちゃ 500 5 0.5 58.45
玉ねぎ 177 1.77 0.18 15.58
オリーブオイル 8 0 8 0
みりん 30 0.09 0 12.96
コンソメキューブ 10 0.7 0.43 4.21
塩コショウ 少々 0 0 0
500 0 0 0

道具

 調理には他のポタージュ同様,ブレンダーを使う.例によってブラウンの製品が使いやすい.

調理手順

  1. かぼちゃ薄切り
  2. 玉ねぎを炒める
  3. 水を入れて煮る
  4. かぼちゃを投入して煮る
  5. みりんとコンソメ投入しブレンダーで撹拌
  6. 水と塩コショウで微調整

 ピーナッツかぼちゃの皮は硬い.普段調理に使う西洋かぼちゃとは硬さが違う.スライサーで剥くか,包丁で切るかは各自にお任せするが,手を切らないように注意されたい.

 鍋にオリーブオイルを入れ,飴色になるまで刻んだ玉ねぎを炒める.用意した水 500 mL を鍋に入れ,煮る.次にかぼちゃを入れ,煮る.みりんとコンソメを入れて煮る.ブレンダーで撹拌し,塩コショウで味を調える.ドロドロしたのが嫌ならここで水を加えても良い.

栄養素(一人分)

蛋白質 (g) 脂質 (g) 炭水化物 (g)
1.9 2.3 22.8

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