国土地理院の基盤地図情報ダウンロードサービスを利用する

 前回の投稿では,SQL Server 側の原因で河川データをアップロードできなかった.今回は国土地理院の基盤地図情報ダウンロードサービスを使ってみたので備忘録として投稿する.

国土地理院のアカウントを作成する

 国土地理院の基盤地図情報ダウンロードサービスを利用するには,アカウントを作成する必要がある.

ログイン画面から新規登録
ログイン画面から新規登録

 「新規登録」をクリックすると登録画面に遷移する.登録が済むとメールアドレスにメールが届くので本登録を済ませ,パスワードがメールで届くのでログインする.

データのダウンロード

 ダウンロード画面では「基本項目」の「ファイル選択へ」をクリックする.

ダウンロード画面では「基本項目」の「ファイル選択へ」
ダウンロード画面では「基本項目」の「ファイル選択へ」

 「検索条件指定」は「全項目」のまま,「検索方法指定」を「都道府県または市区町村で選択」をチェックすると「全国」が選択できる.

「検索条件指定」は「全項目」のまま,「検索方法指定」を「都道府県または市区町村で選択」をチェックすると「全国」が選択できる
「検索条件指定」は「全項目」のまま,「検索方法指定」を「都道府県または市区町村で選択」をチェックすると「全国」が選択できる

 そのまま「選択リストに追加」をクリックして「ダウンロードファイル確認へ」をクリックする.

そのまま「選択リストに追加」をクリックして「ダウンロードファイル確認へ」
そのまま「選択リストに追加」をクリックして「ダウンロードファイル確認へ」

 ダウンロードファイルリスト画面に遷移する.リストの右端の「ダウンロード」ボタンをクリックするとダウンロードが始まる.

ダウンロードファイルリスト
ダウンロードファイルリスト

 最大 1.8 GB 程度のサイズのファイルが二十数個ある.ダウンロードには時間がかかる.一つずつ,気長にダウンロードするしかない.

キャビネット形式で圧縮されている

 一つのキャビネットファイルには 1000 以上の zip ファイルが格納されている.手動で展開するのはちょっと荷が重い.コマンドを使いたいところである.

一つのキャビネットファイルに1000以上のzipファイルが格納されている
一つのキャビネットファイルに1000以上のzipファイルが格納されている

 ファイル形式は GML で,そのまま SQL Server では読み込めないため,何らかのツールを使って変換する必要がある.幸い,基盤地図情報ビューアというソフトウェアで変換できるようだ.

 その後 GIS アプリケーションで色々とデータを弄ってみたが,全国のデータを一度に扱うのは狂気の沙汰だと思い知らされた.都道府県単位でもメモリ不足でディスクへのスワップが発生してひどいことになる.せいぜい,市区町村単位でしか扱えない.GPU を積んだゲーミング PC でも持ってこないと歯が立たない.

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