1920年から2015年までの都道府県別の5歳階級別人口推移

1920年から2015年までの都道府県別の5歳階級別人口推移

 e-Stat を渉猟していると面白いファイルを見つけた.国勢調査は 1920 年から開始されており, 2020 年 3 月現在では最新の調査結果は 2015 年のものである.20 回分の人口データが一つのファイルにまとめられており,グラフ化するには格好のデータである.

 年齢(5歳階級),男女別-都道府県(大正9年~平成27年)というファイルである.リンク先のページにはファイルが 3 つあるが,最後のものが最も粒度が細かいので,これをグラフ化する.

年齢(5歳階級),男女別人口-都道府県(大正9年~平成27年)
年齢(5歳階級),男女別人口-都道府県(大正9年~平成27年)

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総務省の都道府県・市区町村別統計表をデータクレンジングする

都道府県・市区町村別統計表(国勢調査)

 日本の人口統計は総務省が 5 年おきに行う国勢調査が元になっている.日本の市の人口順位をEXCELにダウンロードして散布図に描くでは日本全国の都市の人口増減率と人口の関係を時系列で流すとどう推移するか予測した.今回はその予測が実態と合っているか乖離しているかの検証を行う.

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過去5年間の人口増減率から自治体の将来を予測する

 人口動態は社会のデザインにおいて重要な要素である.少子高齢化の進行する日本であるが,自治体によって今後成長の見込まれる自治体と,衰退が加速して消滅していく自治体がデータから明白になりつつある.

 今回は関東地方について調査した.当事者なら肌感覚でこの予想が分かるだろう.

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日本標準食品成分表2015をダウンロードし,データクレンジングを行う

 文部科学省には日本標準食品成分表のデータがある.食品の栄養素の計算に用いられるデータで,食品成分データベースやフィットネス,ダイエット関連アプリのデータベースの基本となっているものである.

 このデータは 5 年ごとに更新されており,最新のデータは 2015 年のものである.次の更新は 2020 年の予定である.今回の記事ではこのデータをダウンロードし,クレンジングを行う.

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