全世界の石油確認埋蔵量の推移をグラフ化する

全世界の石油の確認埋蔵量推移

 これまで日本の石油輸入元の推移世界の石油生産量の推移を見てきた.石油は今後どれくらい採掘できるのか.ピークオイルという言葉は石油の供給には限界があるという意味で使われ始めたが,現時点では石油の需要のほうが先にピークアウトしそうであるという意味で使われ始めている.

 石油の可採年数は40年前からずっとあと40年と言われ続けてきた.可採年数とは確認埋蔵量を年間生産量で除して求める.年間生産量は確かに増加傾向を示しているが,シェールオイルの発見,新たな油田の発見により,それを上回るペースで確認埋蔵量は増加傾向を示しており,結果として可採年数は長期化する傾向にある.

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原油の地域別,国別輸入元の推移をグラフ化する

原油の地域別輸入元の推移

 eStatから日本の資源収支を概略するでは化石燃料の一例として都市ガス販売量およびガソリン販売量の推移を見た.石油需給の推移を概観するでは原油輸入量の推移を見た.今回は1989年から2020年までの原油の輸入元の地域別,国別の推移をグラフ化した.

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