第 2 章 SQL Server 2008 で空間データを実装する (Beginning Spatial with SQL Server 2008)

 前章では,空間参照系の背後にある理論を紹介し,異なる種類のシステムが地球上の特徴を記述する方法を説明した.本章では,これらのシステムを適用して SQL Server 2008 における新しい空間データ型を使って空間情報を蓄積する方法を学んでもらう.

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今後25年間の日本の都市の将来推計人口を EXCEL VBA で描く

データ系列のマーカースタイルを消去

 これまでは日本の都市人口の過去の推移を見てきた.総務省には日本の都市人口の推移予測がある.今回はこのデータをグラフにする.

 データを可視化するにあたり,重要なのは引き算である.強調すべき系列のみを強調するために,VBA の知識が欠かせない.

 グラフの系列にデータラベルを表示する方法にはいくつかある.

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PowerPivotで100万件超えのデータを取り出す

「Power Pivot」タブ「データモデル」から「管理」

 EXCEL のワークシートの仕様上,100 万件を超えるデータは扱えない.これは大規模なデータを扱う際の制約である.180万件のデータをPower Queryで処理してEXCELがオーバーフローした話 でも述べたが,この制約を乗り越えてデータをインポートするにはデータモデルに読み込むほかはない.

 SQL Server で PowerQuery が使えればこういった制約を回避できるのだが,ないものは仕方がない.今回は PowerPivot を用いてデータモデルに蓄積したデータを取り出す方法を見つけたので備忘録として記す.

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